イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

準ヒロイン。
バーサーカーのマスター。
本編において、まだなーんにも知らない士郎に接近 し、「お兄ちゃん」呼ばわりする謎のロリっ娘。
無邪気さと残酷さを兼ね備えた少女で、なぜか士郎 に興味を持っている。
天使と悪魔は同じなんだなー、と実感して貰えれば幸いです。
マスターとしての能力は歴代のマスター中最高。
全身に刻まれた令呪、通常の魔術師を圧倒する魔術回路の数等、まさに聖杯戦争に勝つ為だけに生まれた存在と言える。
あらゆるルートでキーパーソンとなる少女だが、その正体・本質が明らかになるのは最終ルートのみ。
それまでは仲良く楽しく、士郎を殺しにくる困ったちゃんである。
プロット段階では専用ルートがあったとか。が、もし作っていたら「Fate」完成はさらに半年延びていたであろう、南無。

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Fate/side material: Fate用語辞典
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アイリスフィールと衛宮切嗣の娘であり、後の第五次聖杯戦争におけるヒロインの一人。――嘘じゃないよ!イリヤルートは皆の心の中にあるんだよ!
Fate本編においてもそれとなく思わせぶりな記述はあったものの、Zeroにおいてその衝撃の年齢設定が至極あっさりと露見した。
ちなみに第五次においてセイバーがイリヤに対し容赦なかったのは、アイリから娘の名前をちゃんと聞いていなかったことと、イリヤの外見年齢がアイリの娘にしては幼すぎること(あれから10年経ってんなら切嗣に肩車されてた子供はムチムチバディになってる筈っしょ、という推察)から、イリヤをアイリとは無縁のアインツベルン謹製ホムンクルスと認識したためである。――苦しいとか言っちゃ駄目なんだからツ。

Fate/Zero material: Fate/Zero用語辞典
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本編の主人公。
間違いない、こいつ絶対主人公だよ。タイトルに名前入ってるし。
……というわけで、記念すべき劇場版にも関わらずほとんど出番のなかった不遇のイリヤさんである。今回の劇場版はイリヤという主人公にバトンタッチする前の、いわば「前作の主人公」のお話。なのでどうか耐えてほしい。
プリズマ☆イリヤは、願いと運命を託されたイリヤがハッピーエンドを目指す物語。それは、他の誰でもない彼女だからこそ見える光。だからほら、出番がなかったからっていじけてないで、君にできることをするんだ。具体的には前売り券やフィギュアの営業とか。

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PRISMA material/petit: Encyclopedia of Prisma Illya MOVIE