燦然と輝く王剣 / 我が麗しき父への叛逆

クラレント。
クラレント・ブラッドアーサー。共にモードレッドの宝具。元々はアーサー王の宝物庫にしまわれていた剣だが、モードレッドは反乱を起こした際に、宝物庫に乱入。「王権の象徴たる剣」という点が気に入ったのか、これを愛用した。
本来は王位継承の際に与えられるBランク相当の剣であり、王の威光……王気(オーラ)を増幅するために使われる。具体的には身体ステータスの1ランク向上、スキル『カリスマ』の取得などが挙げられる。が、モードレッドは王として認められた訳ではないので剣自体が1ランクダウン、装備した際のボーナスも獲得できていない。
しかし「増幅」という機能は失われた訳ではないので、モードレッドはその有り余る憎悪を魔力という形で剣に叩き込み、増幅させて撃ち放っている。
分かりやすく言うと、『我が麗しき父への叛逆』は『魔力放出』の応用であり、出現する赤雷は増幅させることで歪んだ父への想いそのものなのである。
本編で騎士王との確執は(一方的に)解消されたものの、既に何度も使用したことでコツを掴んだために、父への想いとは無関係に撃ち放つことができる。何だかんだで、騎士王の血を引く天才なのである。

Fate/Apocrypha material: Fate/Apocrypha用語辞典