吸血鬼ⅠV階梯:夜属

生前のパーソナリティを維持したまま、吸血鬼見習いとして活動する不死者。人間離れした身体能力を持つかわりに極度の冷えと渇きを覚える半人前の吸血鬼。いわば下級騎士。
VI階梯以上のモノが獲物を丁寧に吸血していくと、犠牲者はこの階梯の吸血鬼からスタートする。日光を浴びると貧血になる程度で、まだ焼かれはしない。
魔術世界においては"ヒト"と呼べるのはこの階梯まで。IV階梯に達した吸血鬼は、もう親基から離れても生きていける。親基から見れば、モノからイキモノに成った、ぐらいの感覚。このIV階梯になれるのは千人中一人の割合である。

月姫マテリアルI: 『月姫』作品用語集