魔術師

国籍・ジャンルを問わず魔術を扱う者たちの総称。
教会とは水面下で反目しており、仲はよろしくない。
月姫本編ではなんら関わりのない人たち。詳しくは空の境界を参照のコト。

月姫資料集: 月姫用語辞典
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魔力によって人為的に奇蹟や神秘を再現する、魔術と呼ばれる力の行使者。魔術師たちは生まれながらに持つ擬似神経「魔術回路」によって生命力を魔力に変換し、魔術の行使を行う。なお、ここで言う魔術とは、その時代の文明によって代用可能な神秘や奇蹟を指す。これに対して、その時代のいかなるものを使っても実現不可能な結果をもたらす奇跡を魔法と呼ぶ。文明や科学の進歩によって、次々に魔法は魔術へと格下げされて行き、現代に残された魔法はわずか5つのみと言われている。

Fate/Zero アニメビジュアルガイド I: 第四次聖杯戦争用語集 I
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ウィザード。EXTRAにおけるA級ハッカー。
通常のハッカーに比べて、魂レベルで電脳空間にダイブできる異能者。
通常のハッカーは、

・視覚のみの電子変換。
(脊髄挿入型のインターフェイスによる簡易接続。
情報を直接脳に送り込めるので、各種情報をデジタル変換する手間が省ける。恩恵はインプットのみ)

・視覚、触覚の電子変換。
(有線でネットに神経を繋げ、存在階梯を電子上のものとする。インプット、アウトプット、ともに能力向上。ただし電脳空間では人間としてのカタチは作れない。
あくまで一端末としての介入で、生命とは認められない。既存の回路を閲覧し、操作するだけ。回路そのものの変更・改革は不可能)

となるのだが、ウィザードはその上、自己の精神、自己の肉体を電子化ならぬ霊子化し、分身として送り込める。
即ち、電脳空間における魂の物質化である。
SE.RA.PHにおける電脳体とは、肉体・精神・魂の三要素を霊子化したものを指す。

必要なものはハッカーとしての知識・技術ではなく、肉体・精神的な才能[タレント]。
魔術回路と呼ばれる架空神経を肉体に持ち、自身の本質を電脳として明確に数値化[イメージ]できる異才が必要となる。
このイメージ化の方法はウィザードごとに異なる。
演算処理によってデジタル化する者もいれば、
瞑想によってイメージを生み出すもの、
薬物投与によって逃避するもの、と様々。
2030年現在、疑似霊子ハッキングは外付けのインターフェイスで可能となったが、魔術師クラスのハッカーは希少である。
魔術師には人権があるため、西欧財閥すら独占できない。国連が管理、所属させるものとされているが、フリーの魔術師たちを秘密裏に囲おうとする国は後を絶たない。

生命の定義とは、住んでいる環境を自身の意志・行動によって変革できるもの、とされる。
魂を以て電脳空間に介入したウィザードはムーンセルによって生命と認められ、電脳空間における開拓が可能となる。
開拓……フロンティア、パイオニア……こそ人間が行うもっとも大きな意義にして罪。
その可能性をもったウィザードにとって、電脳空間は第二の現実と言っても過言ではない。
ウィザードにとって肉体はあくまでホーム。
仮に地上にある自分の肉体が死んでしまっても家に帰れなくなるだけで、開拓地に留まり、そこで消滅しないかぎり、魂が消え去る事はない。
(ただし『変化から自分を護る』殻である実肉体が失われると、その知性体の構造・価値観はたやすく変貌していくため、変質は避けられないが)
ウィザードにとって本当の死は電脳死。
電脳空間で魂が焼け落ちた時こそ、彼らは再生不可能の塵になるのである。

Fate/EXTRA Material: Fate/EXTRA用語辞典
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魔術を操る者。神秘を探求し、根源への到達を目指している。

Melty Blood路地裏ナイトメア: 路地裏ナイトメア用語辞典
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ウィザード。『Fate/EX』シリーズにおけるA級ハッカー。通常のハッカーに比べて、魂レベルで電脳空間にダイブできる異能者。
自己の精神、自己の肉体を電子化ならぬ霊子化し、分身として電脳空間に送り込める技術者。
電脳空間における魂の物質化を可能にするもの。SE.RA.PHにおける電脳体とは、肉体 精神 魂の三要素を霊子化したものを指す。
必要なものはハッカーとしての知識 技術ではなく、肉体 精神的な才能。
魔術回路と呼ばれる架空神経を肉体に持ち、自身の本質を電脳として明確に数値化できる異才が必要となる。

生命の定義とは、住んでいる環境を自身の意志 行動によって変革できるもの、とされる。
魂を以て電脳空間に介入したウィザードはムーンセルによって生命と認められ、電脳空間における開拓が可能となる。
開拓……フロンティア パイオニア……こそ人間が行うもっとも大きな意義にして罪。
その可能性をもったウィザードにとって、電脳空間は第二の現実と言っても過言ではない。
ウィザードにとって地上の肉体はあくまでホーム。
仮に地上にある自分の肉体が死んでしまっても家に帰れなくなるだけで、開拓地に留まり、そこで消滅しないかぎり、魂が消え去る事はない。
(ただし「変化から自分を護る』殻である実肉体が失われると、その知性体の構造 価値観はたやすく変貌していくため、変質は避けられないが)
ウィザードにとって本当の死は電脳死。電脳空間で魂が焼け落ちた時こそ、彼らは再生不可能の塵になるのである。
主人公はある理由から地上の肉体を持たないウィザードであり、その経緯は旧作『Fate/EXTRA』で語られている。

Fate/EXTELLA material: Fate EXTELLA用語辞典