レティシア

ルーラーが憑依先に選んだフランス人少女。真っ当な人間で、魔術回路もないが信仰心だけは人一倍。ごくごくありきたりの人生を送っていたものの、ジャンヌ・ダルクの依頼で己の肉体を貸与する。顔立ちやスタイルはルーラーに似ている程度。憑依の際の影響で、肉体が若干変異した。ルーラーが去った後は元に戻った模様。
ルーラーとジークの見届け人であり、ジャンヌにとってはある意味で最後の砦、己の恋心に気付かないための羊だった。
聖杯大戦に巻き込まれた一般人であるが、感覚的には夢の中で映画を見ているようなものなので、終わった後はあっという間に記憶が摩耗していったとか。それでも、彼女はただ漠然と祈るのではなく、「あの二人が幸福になれますように」という祈りの指針を見つけ、毎日僅かな奇跡を信じて、祈りを捧げている。

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