Zero2巻のオビにまで煽られたセイバー、ギル、イスカンダルによる三つ巴対決の正体。飲み会の名を借りた真剣英霊しゃべり場。果たして真剣だったのかどうだか傍目には微妙な人もいるにはいたが、いやいや、三者三様それなりに真剣だったのですよ?
このエピソードについては最初期段階の企画書から構想があった。何故って、王様連中はどいつもこいつも宝具とかアレすぎて、戦いを通じて解り合うには致命的なまでに破壊力絶大すぎたがら。
――いやまて、これだとギル様とセイバーの馴れ初めは合コンだったという結論になるのか?
その他
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魔術用語
セイバー、アーチャー、ライダーがそれぞれ、誰が聖杯の持ち主としてふさわしいか、王の器を競い合う問答。自らの「王道」を否定され、ライダーの宝具を目の当たりにしたセイバーは反論することはできなかった。だが、アーチャーはそのセイバーに興味を持つきっかけとなった。余談だが、三者の王道はそれぞれ等価値であり、一方が優れている、という事はない。