センチネル

BBによって改造されたサクラ迷宮の衛士。
各階層のメインコアであり、迷宮そのもの。
良質な魔術回路と“心”を持つ少女にしか務まらないため、攻性プログラムのように量産はできない。
マスターからは凛やラニ、ジナコが犠牲となり、センチネル化してしまった。
センチネル化のさい、外付けの端末としてBBの意識を差し込まれるため、多少なりとも性格が淀んでしまうようだ。きっと。たぶん。凛やラニの名誉のため、とりあえずそう言っておきたい。
センチネルになった少女は、その霊子核……魂を迷宮の核[コア]として封印され、五感すべてを迷宮の増築材料として使用される。
迷宮の構造を変えたりトラップを増やしたりするのはセンチネルにとっても苦痛をともなう行為なのだ。
また、大我は核となって封じられるが、小我……それそれ独立した趣味・嗜好の人格は『欲身[エゴ]』と呼ばれる分身になり、それぞれ担当する迷宮内の管理人となる。
余談ではあるが、迷宮を変革させるため高度な演算能力を必要とされる。凛とラニは基準値を満たしていたが、ジナコは基準値を満たしていなかった。彼女の迷宮の作りが簡素なのはその現れだろう。

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