玉藻の前

主人公と契約するメインサーヴァントのひとり。
たやさぬ笑顔とおしゃまな毒舌、ピンとはった狐耳がトレードマークの美女。通称キャス狐[こ]。
魔術師[キャスター]のクラス通り、呪術をメインに使う和風サーヴァント。
一人称は『私[わたくし]』。ギャルギャルしく砕けたり、思いっきりぶりっ娘の時は『アタシ』。
目標は主人公の妻になること。夢や目的ではないところが現実的でたいへんコワ可愛い。
普段は脳天気かつ恋話しかしない 自他共に認めるギャル系サーヴァントだが、根はリアリストで合理的……神とはシステム的なもの……なので、時たま、さらっと真理を射る台詞をこぼす。
赤セイバー曰く、
「キャス狐はハレンチを気取っているだけで、根は聡[さと]い女」とかなんとか。
その正体は反英霊であり、神霊クラス。
力を失っているので人間の英霊レベルであるが、尾を増やし、霊格を最高値まで上げた場合、人間の知覚では全容が測れないほどのモノとなる。
それも当然、彼女の大本[おおもと]は日輪を奉ったモノ。その存在規模は太陽と同義なのだから。



エクステラ序盤ではキヤスターを頼って逃げてきた『魂の主人公』を保護し、主人公が眠っている内に大まかな事情……主人公の置かれた状況、レガリアの意味……を把握するも、気づかないフリをして主人公のサーヴァントとして振る舞う事にして、とりあえずレガリアの機能を有効活用してタマモ支配領域をパパッと作ってしまつた。タマモ、やはりデキる女である。
その後にやってきたアルキメデスが真っ黒なのは直感で気づいているものの、それも余裕のスルー。なぜなら、その方が主人公とイチャイチャできるからだ。
こうして傾国の妖后と化した玉藻の前はやりたい放題。
臣下であるサーヴァントたちだけではなく、時には主人公すら権力(ちから)尽くで言いなりにしてしまう。
基本はベタベタに甘えてくる玉藻の前だが、主人公が穏健に進めようとした時(たとえば、セイバーと話し合えばいいんじゃないか、等)は一転して冷酷になり、「反逆者に恩情をかけるのですか? このタマモに不満があると?」
「そんな余分な優しさを見せつけられたら、私、へソを曲げてしまうかも。自分でも何をするか分かりません♥」と笑顔で脅迫してくることも。
その目的は言うまでもなくSE.RA.PHの平和ではなく、主人公を正常に戻し、その最期まで寄り添うこと。
アルキメデスが嘘を言っている事は丸わかりなので、この事件をうまく解決して正妻の座ゲットだぜー!とも企んでいる。
……しかし、悪行は一日にして成らず、悪銭やはり身につかず。
最終的には主人公のまっすぐな告白とお仕置き(チョップ)により改心し、主人公の目的……アルテラを救う……ために戦う事になる。
ネロは純枠にアルテラを救おうと考えているだけだが、玉藻の前はアルテラの本質を察しているため、その未来はリスクの方が大きいと理解しているが、「でもまあ、ご主人様がお望みならそれは一興。法律とか未来とか知った事じゃありませんし?」といつもの極道ぶりでこれもスルー。
遊星は撃退する。アルテラはとりあえず解放してやる。アルキメデスとダークエリザには蹴りを入れる。
そして、どんなカタチであれ主人公の力になる。
それが夢見る良妻狐。玉藻の前の生きる道なのだった。

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