ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン

二百年前、大聖杯の礎となったアインツベルンの当主。
イリヤ同様まっとうな人間体ではなく、大聖杯の炉心になる為だけに生まれた魔術回路である。
イリヤはユスティーツァの同系機である母親と、外来の魔術師との間で生まれた最新型。
大型杯の中心には未だ彼女が納まっており、クレーターの表面にビツシリと敷き詰められた回路は、彼女の魔術回路を拡大·増殖させたもの。
直径にして一キロメートル近い大聖杯の魔術回路は、 一つの人体によって構成された小宇宙なのである。

Fate/side material: Fate用語辞典
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アインツベルン城の絵窓にその姿見が描かねている冬の聖女。200年前におけるアインツベルン家の当主であり、聖杯戦争のシステムの立案者でもある。彼女自身もまたホムンクルスであり、聖杯にまつわる「ある機能」に特化した存在。アイリスフィールやイリヤスフィールは、彼女をもとに生み出された、いわば後継機ともいえる。

Fate/Zero アニメビジュアルガイド I: 第四次聖杯戦争用語集 I