エリザベート=バートリー

玉藻の前陣営のサーヴァント。クラスはランサー。
1560年生、1614年没。ドラゴンの歯を紋章とするハンガリーの名家、バートリ家に生まれ、『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなったワラキア公ヴラド三世の親類筋。彼女自身、シェリダン レ ファニュの怪奇小説『吸血鬼カーミラ』のモデルのひとりである。
少女の血には若さを保つ効力があると信じ、自領のチェイテ城にて600人以上の娘たちを殺害。その搾り取った血での湯浴み……おぞましいブラッドバスを楽しんだという。
言うまでもなく、英雄を際立たせる為の悪───反英雄にカテゴライズされる。
サーヴァントとなった後も生前の猟寄生はそのままだったが、月の裏側で起きたある事件によって改心。犯した罪、奪った命は戻らず、彼女自身が許される時は永遠にないが、それを受け入れた上でサーヴァントとして"何かの役に立つ事"をするのが贖罪だと考え直したようだ。
そんな月の裏側での功績で、表のサーヴァントとしてSE.RA.PHにポンッとまろびでたアイドル。
新しいSE.RA.PHでも居場所がなく、贖罪として千年京で家政婦をやっている。主人公との事は欠片も忘れず覚えているが、主人公はエリザベートのことをおぼろげにしか覚えていない。

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