巫条霧絵

二十代後半の女性。接触する三人のうちの一人。古い呪[まじな]い師の家系。白昼夢と浮遊。
病魔に蝕[むしば]まれ、病室で一生を過ごした女性。失明した事からより明確に外界を認識できるようになり、荒耶宗蓮によって自由になるもう一つの体を与えられた。
が、もとより目的のなかった彼女には行くあてはなく、ただ浮遊するにとどまり、何人もの被害者を生み出してしまった。
また、巫条は口寄せを生業とする一族で、両儀、浅神に並ぶ古い家柄。恐山のイタコは冥界を見る為視力を失うというが、彼女は病魔に視力を奪われる事でその力を開花させてしまったのだ。

Garden of sinners Pamphlet: 空の境界設定用語集