フォーデーモン・ザ・グレイトビースト。
埋葬機関の五。王冠の異名を持つ。
四大の魔獣、と呼ばれる架空の魔獣を作り上げる悪魔使い。
死徒二十七祖の一人でもある。
表向きは左腕の魔獣で司祭を演じているが、その正体は十二歳程の少年。
子供故に気まぐれで、極端に人がいい時もあれば極端に残忍な時もある。
元々は小さな部落で生き神として奉られていた神子だった。
動物と心を通わせられる、という異能力だけでなく、人間の身勝手な願いをカタチにする、という能力を持って生まれた彼は、幼くして両手両足を切断され、人ならざるモノとして祭壇に奉られていた。
その状態が長らく続けばそれこそ生きながらにして神に成ったかも知れないが、それは通りすがりの真祖によって阻まれる。
以後、真祖の死徒となった少年はソロモンの二つ名を貰い、古い死徒の一人となった。
人名