無限の剣製

アンリミテッドプレイドワークス。
宝具扱いだが、正確には固有結界と呼ばれる魔術である。
この固有結界には全ての剣を形成する要素があり、オリジナルを見た事があれば容易く複製する事が可能。
ただし、複製した武器はランクが一つ下がる。
防具も可能だが、その場合は通常投影の二倍ー三倍の魔力を必要とする。
一度複製した武具は結界内に登録され、固有結界を起動させずとも、投影魔術として作り出せる。
通常の相手には多少厄介な能力にすぎないが、彼の英雄王にとっては正に天敵となる宝具。

Fate/side material: Fate用語辞典
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何度目だナウシカ。
アーチャーの宝具。千の剣が並ぶ無人の荒野。
投影八節を用いて展開される大儀式。
固有結界と呼ばれる、術者の心象世界を具現化し、わずかな時間だけ世界を上書きする旧世界の魔術。
アーチャーが投影できる武装がすべて揃っており、この空間ではいちいち武器を投影する必要はなく、刺さっている武器なら即座に使用できる。
EXTRAでは錬鉄の可能条件もアップするため、性能は劣るものの、聖剣クラスの投影も可能のようだ。
……つーか、目を離しているうちに3Dスタッフによって「エクスカリバー投影」が作られていてきのこビックリ。まあせっかくの新モーションだし、没にする事もなし。劣化品ならギリギリアリってコトで、ひとつ。

Fate/EXTRA Material: Fate/EXTRA用語辞典
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固有結界、アンリミテッドブレイドワークス。
こことはまた違う世界、とある事情により起源が「剣」になってしまった男が至った心象世界。こちらの世界の士郎では本来到達できない大魔術であったが、カードの英霊に侵食されることで限定的に使用可能となった。
その心象風景は闇夜の雪原。星も道もなく、かろうじて上弦の月だけが士郎を儚げに照らす。無数に突き刺さった剣は、かの英霊が見たであろう死体の山を思わせる。古今東西のあらゆる剣が収められた空間であり、士郎が念じた瞬間剣は手元、あるいは敵に飛来する。それは投影よりも遥かに早く、王の財宝から剣を取り出す速度すらも凌駕する。
とはいえ、結界内に存在しない剣はどうしようもないため、イガリマとシュルシャガナに関しては目視した直後にハリボテ品を投影し、ぶつけて軌道をそらすことでなんとかやりすごした。このチートっぷり……さては貴様、聖杯の加護を受けているな?
美遊が別世界に飛んだ瞬間、魔力パスは途絶え、固有結界を維持することができなくなった。結果として戦闘には敗北したが、命を賭した兄の願いは叶えられたことになる。ちなみにこの時、大空洞周辺の空間ごと美遊世界とイリヤ世界が入れ替わったわけだが、固有結界内にいたため士郎とアンジェリカは影響を受けなかったというカラクリ。ややこしくてやーねー。

PRISMA material/petit: Encyclopedia of Prisma Illya MOVIE