ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

魔道の名門、エーデルフェルト家のご令嬢。
時計塔にて今期の主席候補の一人とされている。
優雅な物腰、気品溢れる言葉遣い、白鳥の如き美貌と非の打ち所のない人物だった。
彼女の前に、遠坂凜が現れるまでは。
類は友を呼ぶ、という言葉があるが、凜が呼ばれたのかルヴィアが呼ばれたのかは分からない。
ただ一つ確かなコトは、二人がことごとく似たもの同士だったという事である。
今まで完全に猫っ被りをしていたルヴィアお嬢さまは降って湧いたライバルである凛に出会い、以後、顔を合わせる度に衝突の度合いは激しくなっていった。
一年が経ち、時計塔の鉱石学科では「トオサカとエー デルフェルトがかちあう授業には出席するな」という暗黙の了解さえ流れている。
凛と同じく宝石魔術を得意とし、フィンランド人のたしなみ(無論、間違えた嗜みである)としてガンド撃ちも達人レベル。
優雅な顔立ちの裏では負けず嫌いで潔癖症という、 これで凜とぶつからない方がおかしい完壁超人。
同じ空に太陽は二つ要らぬ、とばかりに凛を敵視しては、何かとちょっかい出してくる楽しいお嬢さま。
十何年間被ってきた化けの皮が剥がされてご機嫌斜めではあるが、凜との日々は充実しているので結果オーライっぽい。
寄宿舎は狭い、と学生の分際で洋館を買い取って住んでいる。

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Fate/side material: Fate用語辞典
§

世界で最も優美(なハイエナ)。
フィンランドの名家エーデルフェルトのご令嬢。ひとつの事件にひとりずつはタイプムーン世界からゲストを登場させるというのが、企画時に(著者の)決めた仕様だったが、記念すべき初ゲストである。
属性は地。いずれ来たるあかいあくまと異なり、五大元素すベての属性を持つアベレージワンではないが、多種多様な宝石を使いこなす魔術の冴えは勝るとも劣らない。
時計塔の階位にはさほど興味がないらしく、エルメロイ教室と鉱石科には顔を出しているものの、それ以上の権力抗争などにはさほど熱心ではない。
フィンランドに本拠をおき、各地の魔術師たちと争って多くの秘伝や礼装を収奪してきた彼女からすれば、時計塔の中の抗争はコップの中の嵐にしか思えないのだった。
「権威も歴史も認めますが、私にとって絶対的なものではありません」
逆に、君主や貴族の中に尊敬できる紳士がいれば心酔するだろう。これで、ルヴィアは尊敬できる相手にべったり仕えたい欲望がある。CCCのプレイヤーに分かるように書けば、つまりSG1。
見事すぎる縦ロールはツンデレとして完成した証だが、デレの対象は事件簿の本編ではまだやってこない。ツンデレはひとりだけでは成り立たないのだった。
エーデルフェルト家は天秤と称され、魔術師の家系には珍しく、代々双子の両方が魔術師となるのだが、もちろんルヴィアにも双子の妹がいる。こちらはルヴィアとは正反対に引っ込み思案な少女で、属性は火。すでに許嫁も決まっていて相思相愛とのこと。
なお、本編では特に関係ない話のため記述されなかったが、冠位決議ラストで使われた令呪は、本来聖杯戦争の監督役である聖堂教会に預託すべきもの。つまり、第三次聖杯戦争に参加したルヴィアの先祖は、アレをアレしてだまくらかし、令呪一画を本国に持ち帰ったのであった。

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ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 material: ロード・エルメロイⅡ世の事件簿用語辞典