思想盤

思想魔術の根幹をなす概念。単に、「盤」とも呼ばれる。
地球と融合した超巨大礼装であり、擬似的な人工神性、ある意味で人工根源と言ってもよい。思想魔術の使い手は、余さずこの思想盤とつながっており、これを介することによって魔術を発動する。
ゆえに、思想魔術は根源に至るのではなく、この盤の精度を根源に至らせることこそを目的とする。もっとも、それははるか昔に砕けた皿を、足りないパーツのまま修復するような行為なのだが……。
なお、盤と表記しているが、ある意味で「道」であり、ある意味では現代科学における「加速器」である。人間の使い切れていない思考を使ったクラウドコンピューティングであるが、この盤はそうした思考を蓄積するだけではなく、常に加速し続け、現代においても発展を遂げ続けている……あるいは発展している、という幻想を見ている(神代の終了による魔術の変化は、思想魔術にも平等に訪れたが、これは多大な喪失と、わずかな恩恵をもたらしたのである)。

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