ズェピア・エルトナム・アトラシア

アトラス院の院長。
すでに死徒化しており、寿命の限界を超えて活動している。
並列思考の数、その精度において、アトラス院でもほかを圧倒しており、作中ではロゴスリアクトの暴走をほぼ独力の演算で抑え込むという離れ業を見せた。
魔術の道とはまったく異なる趣味として、演劇をこよなく愛している。
なお、娘(というか人間時代の遠い子孫)には偏った愛情を抱いており、困っているところを見かけては楽しそうに試練を与えているという噂があるが、確認した者はいない。
また、アトラシアとはアトラス院の現院長が背負う称号であり、院長に選ばれる前の名をオベローンという。
名前の類似性が深い意味を持つ魔術世界において、演劇・夏の夜の夢に登場する妖精王オベロンとどのような関係性があったのかは、本人のみが知るちょっとした小噺だとか。

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ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 material: ロード・エルメロイⅡ世の事件簿用語辞典